たった2館から150館(47都道府県制覇)へと拡大公開(2018年8月9日現在)され、クチコミでは“おもしろい”ともっぱらの噂だったので、とても期待して観ました。冒頭“37分のワンシーン”も話題となっていたので、そこがスゴいのかなと目を凝らして観ていましたが、特別おもしろいという要素が見当たらない…。でも、この時のこの感覚がまさに、後の伏線のおもしろさに繋がっていくという、とても上手な展開が待っていました。終わり1/3くらいで、何がおもしろいのかが明かされるので、前半の“素直な気持ち”をそのまま残して観たほうが、スッキリ感がより味わえると思います。映画を作って届ける方達の日常や、やるせない気持ち、熱い気持ちなどが伝わってくる作品。ほがらかに観られる作品ですので、ゾンビ映画かなと思って観ず嫌いになっている方もぜひ観てください。 |
冒頭は37分をワンシーンで撮ったゾンビ映画が流れますが、厳密に言うと、本作はゾンビ映画ではないので、ホラー映画の怖さがあるかどうか心配しなくても大丈夫です。後半にユーモアがたくさん詰まっていて、ある意味謎解きとしても楽しめるし、最後は朗らかな気分になるので、デートで観るのも良いと思います。話題性もあるので、誘い易いですよね。 |
キッズだと冒頭のゾンビ映画の部分は少し怖いかも知れませんね。小学校高学年以上なら、最後まで観ると、「なるほど!」とカラクリを理解して楽しめると思います。ネタバレするので、どんなお話かを言えないのがもどかしいですが、最後まで観るとおもしろさがわかるので、気楽に観てください。 |