2012年12月15日より全国公開
ショウゲート
公式サイト 予告編
パンクロックはあまり詳しくないのでこういう感想は不適切なのかも知れないですが、思ったよりもロックな感じがしなかったのが正直なところです。大泉洋が演じているヤグのキャラクターについての掘り下げ方が少々荒かったせいか、ただのプータローとの違いがわからなかったのが残念です。良いセリフはいくつかあったんですけどね。ハチャメチャでももっと必死に“生きている”感が出ていればもっと説得力を感じたかも知れません。でも、ロックな生き方を広い意味で捉えて、自分の思ったとおりに生きる、世の中に振り回されずに自由に自分らしく生きるという価値観には共感しました。麻生久美子が演じるアキが、中学生の娘の進路について話したことは、この映画で一番言いたいことなんだと思いますが、私も賛成です。そのほか人との繋がりや、今を大事にするというメッセージはわかりやすく、じんわりと心にくる作品でした。 |
デートで観ても問題はないですが、ヒモ男を連れていくと、間違った方向に感化されさらにヒモ化する恐れがあるのでやめておきましょう。逆に世間体に縛られてつまらない人生を送ってそうな彼氏や夫に少し違った視点を知ってもらうのに一緒に観るのは良いでしょう。中学生、高校生カップルは、これからの自分の進路について考える際に、一応いろいろな視点を知って頭を柔らかくするために観ると良いでしょう。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/大泉洋
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2012.12.6 TEXT by Myson