2017年2月11日より全国順次公開/PG-12
トランスフォーマー
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パンクバンド VS ネオナチ軍団という要素だけでも、何かが起きそうで興味をそそりますが、冒頭は本当にこの話、怖くなるのかなと油断させておいて、後半は激しいバイオレンスばりばりです。あわわ、あわわとなるグロいシーンもあり、こういうタイプの映画が好きな人には見応えがあるでしょう。役者も豪華で、惜しくも若くしてこの世を去ったアントン・イェルチンを主演に、イモージェン・プーツ、パトリック・スチュワートが脇を固めています。パトリック・スチュワートは、“X-MEN”のプロフェッサーXとは全く雰囲気が違うので、最初彼だと気付かないほどでしたが、すごく柄の悪いボスを演じていて新鮮です。イモージェン・プーツもいつもカワイイ役が多いですが、今作では生意気で強気な女子を好演。演技の幅を見せています。女子向けとは言いませんが、コアな映画好きにはオススメです。 |
怖い映画や激しいバイオレンス映画が苦手な人を誘うのはやめておきましょう。ロマンチックな要素はないので、ムードが盛り上がるというのは期待できませんが、怖さでお互いに身を寄せ合ったりするタイミングは何度か出てくるので、そういう意味で2人の距離が近づくきっかけにはなるかも知れません。観終わった後は、なんだかんだ言いたいことは浮かぶ内容なので、ある程度お互いの映画の好みがわかった上で選ぶなら良いのではと思います。 |
PG-12がついてますが、R-15かなと思うくらいの激しい内容なので、キッズはもちろん中学生も観るのはどうかなと思います。大人が観てもギョッとするシーンがあるので、ティーンでも、怖い映画に少々免疫があったほうが良いでしょう。なかなかこんな怖い目に実際に遭う事はないと思いますが、いくら友達の伝手があっても、何だかやばそうと思うところには行かないでおこうと、教訓として観ると良いのでは無いでしょうか。 |
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2017.1.30 TEXT by Myson