『ミニオンズ』を手掛けたイルミネーション最新作。グリンチの毛のふわふわ感をはじめ、何から何まで質感がリアルで、触り心地まで伝わってきます。キャラクター、ガジェット、建物、街並みも凝られていて、特にグリンチの家のハイテクなシステムは、その動きを観ているだけでも楽しいです。ジム・キャリー主演の実写版もまだ印象に残っていますが、2000年の作品なので詳細まで覚えておらず(苦笑)、新たな気分で本作のストーリーを楽しむことができました。こちらはアニメである分、ファンタジー的な描写に制限がないので「そりゃ無理やで〜」ということもすんなりビジュアル化できている一方、逆にこれを実写でやってたのか(どこまで同じかは定かではありませんが)と思うと、比較して観るのも楽しそうです。ラストはやっぱりウルッとほっこりできるので、クリスマスが嫌いな方も試しに観てみてください。そして、グリンチがベネディクト・カンバーバッチの声だと渋過ぎるんじゃないかと思ってましたが、やはり素敵です! |
クリスマス好きもいれば、嫌いな人もいるし、関心がない人もいるでしょう。本作はクリスマス嫌いのグリンチが主人公なので、クリスマス否定派も興味を持ってくれるかも知れません。なので、何とか好きな人と、クリスマス気分を味わいたい人は、「クリスマス嫌いな主人公のお話」と伝えて誘ってみてはどうでしょうか?観終わった後に心を開いてくれるかはわかりませんが、なぜクリスマスが嫌いなのか聞くきっかけにできると思います。 |
可愛いし、楽しいし、キッズやティーンの皆さんにオススメの作品です。クリスマスにプレゼントが欲しいというのは子ども達の共通の願いだと思いますが、本作に登場する少女の優しい気持ちを知ると、クリスマスの過ごし方について、違った視点も得られると思います。家族と観ても良し、友達と観ても良し、クリスマスが嫌いというお友達も誘ってみてください。 |