2010年10月29日より全国公開
東宝東和
劇場公開時の宣伝では3D押しになっていますが、それよりもストーリーを押すべきだと思いました。予想以上にしっかりできているお話で、グルー、3姉妹、ミニオン、グルーの母…とキャラクター設定がとてもうまいと思います。そういう部分を総合して伏線も結構効果的に敷かれているように感じました。泥棒という軸で展開する部分では、基地やマシーンが想像以上にハイテクでワクワクしましたし、グルーと3姉妹の物語は、グルーと母の関係との対比もあって、興味深いものがあり、感動的でもあります。さらっと95分で終わりますが、軽すぎずわかりやすくて感動もあり、ワクワクもあり、意外に大人、特にお父さんに観て欲しい映画だと思いました。ぜひ家族で観て欲しいです。女子的にはミニオンが結構かわいいので注目です。静止画ではなかなか伝わらないですが、動いているミニオンはかわいいし、一体ずつキャラクターがあり、とても親近感の湧く仲間です。感動的なシーンもあったり、おすすめの作品です。そうそう、私は最後の絵本のくだりにじ〜んとしました。何のことだかは観てのお楽しみ。 |
ファミリー向け映画ですが、デートで観てもオーケーだと思います。ただし劇場には子供がいっぱいいそうなのでデート気分という感じではないかも知れません。でも意外に内容は大人でも楽しめる、というか大人が感動するポイントが多々あり、ほのぼのとできるシーンも多く、感動もあるので、鑑賞後は優しい気持ちになれるんじゃないでしょうか。どこを楽しむのかで印象に違いが出そうですが、若いカップルは3Dアトラクションとして楽しめそうだし、人の温かさや家族愛といった人生経験があるほど感動しそうなポイントは大人のカップルがツボにはまりそうです。 |
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2010.9.30 TEXT by Myson