2017年12月16日より全国公開
KADOKAWA
公式サイト
![]() ニューヨーク・ポスト紙で憧れのライターの仕事に就いたスザンナの日常は始めのうちはキラキラしていて、希望に満ちています。それが、徐々にめまい、幻聴や幻覚、妄想、発作…と、自分では制御できない状況に陥っていく様子が観ているだけでとても怖くて、彼女が感じる恐怖がリアルに伝わってきました。病院に行って精密検査をいくつ受けても、原因がわからない。医者からは酒のせい、夜遊びのせいと決めつけられたり、精神病だと診断されたり、本人が反論できない状況も本当に怖いなと思いました。それでも、家族が簡単に精神病だと言って片付けられないように踏ん張るのですが、(実際はそうであるか不明なのに)精神病だとされて救えないままの人がいる実態も、この映画を通して知りました。映画の最後には、彼女の経験が同じ経験をする人のためになっていることが告げられるのですが、何事も「知ることが大事」「まだ自分達が知らないことが世の中にはたくさんあるという事実を忘れないことが大事」ということをつくづく思いました。病気なんて自分には関係ないと思っている方こそ、観たほうが良いですよ! |
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2017.12.13 TEXT by Myson