2011年4月16日より全国公開/R-15
日活
平たく言うとSMの話と解釈しました。Sをうちに秘めたというか封印していた一見好青年で保安官助手のルーが、Mな女ジョイスとひょんなことで出会いSを開花させ、エスカレートしていく様を描いています。ケイシー・アフレックが優しく紳士的に見えてクレイジーなルーをうまいこと演じているなと思いました。そのクレイジーさからとる行動に目を覆いたくなるシーンもあるのですが、ジョイスとルーの関係に“絶対的なもの”があるのが興味深かったです。理解不能な世界ではありますが、こういう関係のカップルもいるのかも知れないと思いながら違和感はなく観ることができました。 ルーがなぜこういう人間になったのかは人それぞれに解釈が違いそうですが、変に同情的にも悲劇的にも描いてなかったのが良かったです。 あとレトロな雰囲気が映画独特の世界観を演出し、ただの殺人劇になっておらずオシャレでした。そして女子として注目せざるをえなかったのは、ジェシカ・アルバのお尻です。本作ではお尻が一つのキーポイントですが、ジェシカのお尻のぷりっとしたことと言ったら(笑)。こんな綺麗なお尻に憧れます。 |
男女の三角関係を描きつつ、そこは言うほどドロッとしていません。歪んだ男女の愛の形を描いた作品で、ここまでの状況に及んでも愛があるのか〜と、非現実的な恋愛関係に衝撃を受けますが、真似はしたくない内容です(苦笑)。まあ平和なカップルなら一緒に観るのも良いかも知れませんが、女子からするとちょっと痛いシーンがあるので、暴力シーンが苦手な人はやめておきましょう。まさか同じことをするとは思えませんが、Sな彼氏は変に刺激したくないので連れて行かない方が良さそうです。 |
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2011.3.14 TEXT by Myson