『キック・アス』の監督マシュー・ヴォーンと原作者マーク・ミラーが再びタッグを組み、イギリス製のスパイ映画を完成。本作にも『キック・アス』のキレキレ感とスタイリッシュさ、そして残虐性もスパイスとして入っていながら、絶妙にイギリス味に仕上がっていて好きですね〜。そして、コリン・ファース、マイケル・ケイン、マーク・ストロングといった好きな役者がいっぱい!サミュエル・L・ジャクソンもきもいおっさん役で良い味出してます。で、今回実質の主役と言っても良いタロン・エガートン、私は彼に目を付けましたよ!カッコ良いではありませんか!こういうやんちゃな雰囲気の子、好きですよ〜(笑)。本作で映画デビューとのことですが、本作を機にブレイクして欲しいです。で、『キック・アス』は子どもが残虐に悪を倒すという部分にインパクトがありましたが、本作は大人向けのダーティなギャグがウリという印象でした。終盤はエロいギャグもあり、女子はあまり大きな声で笑えないという感がありました。下ネタも大丈夫という女子は劇場で観る際、自分の反応に注意しましょう(笑)。良い意味で灰汁がありますが、その割りには観やすい作品なので、女子もぜひ観てください。 |
そこそこいろんなタイプの映画を一緒に観てきたカップルは大丈夫かも知れませんが、ギャグとしてもエロ要素のあるシーンは、ウブなカップルにとって反応に困るかも知れません。灰汁のある映画なので好みも分かれるとは思います。イギリス=紳士的というイメージを裏切り、えぐいシーンもあるので、相手の好みが全くわかっていない状態での映画デートでは選ばない方が良いでしょう。 |
R-15なので15歳未満は観られません。15歳以上ならストーリーは問題なくついていけると思いますが、下ネタが苦手なティーンは、大人のギャグに多少ついていけないかも知れません。衣装や小道具など、オシャレな要素が多く、ストーリーも何か深く考えて観るタイプではないので、純粋にエンターテイメントとして楽しんでください。お気楽だけどある意味ハードなスパイ映画ですので、親子で観るのはオススメしません(笑)。 |