2011年11月12日全国公開/R-18
日活
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![]() で本作には、「女は女の持つ二面性のどちらに身を置くべきなのか」「その二面性の境界線は?」「もう一方の側に行ってしまったら…」というようなことが描かれています。その境界線の1つとして、セックスと金との関係が挙げられていて、それが女としてのプライドなのか、自分としての区切りなのか、男へのけじめなのか、さまざまな視点で観ることができます。また、愛と性は共存するのかなど、綺麗事ではない話題をどんどん投げかけてくるのもおもしろくて、そこがこの映画の怖さでもあるなと感じました。 そんな脚本と演出の凄さもさることながら、やはり女優の演技がすごい!日本でもこんな映画が撮れるんだなとある意味感動しました。カンヌ映画祭ほか世界の映画祭で絶賛というのも納得です。 女性という生きものについての話なので、ぜひ女性に観て欲しい映画です。 |
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©2011「恋の罪」製作委員会
2011.11.3 TEXT by Myson