2013年11月1日全国公開/R-15
東北新社
公式サイト 予告編
観る前からマイケル・ダグラスとマット・デイモンの妙な髪型とギラギラな衣装がすごく気になっていました。この物語は実話がベースとなっていてショーの世界で活躍するリベラーチェと住み込みの個人秘書であるスコットの愛の物語です。結構2人のベッドシーンや入浴シーンなどが多く、生々しい同性愛の生活を垣間見たような気がしました。 スコットはバイセクシュアルだったせいか、人の目を気にしたり嫉妬したりする様子は女性的に見え、夢を追いかけたり自由にしたいという気持ちは男性的にも見えたので、実際はどっちなんだろうと考え始めると少々混乱しました。 それから、始めは地味だった青年のスコットがリベラーチェと出会い心身共に変貌をしていくのですが、いくら好きな人のためとは言ってもさすがに怖いなと思うようなこともありました。マイケル・ダグラスが演じたリベラーチェはかなりはまり役でした。本当にゲイっぽくて言葉の話し方や表情が女性的で、こういうおばさんいるかもと思えるほどでした。マット・デイモンの鍛え上げられた肉体がいつもはアクションで活躍するのに、今回はその肉体の美しさが逆に同性愛者っぽさを感じさせていたのがおもしろいなと思いました。視覚的にも内容的に見応えありの作品です。ぜひ観てみてください! |
デートで観ても楽しめると思います。スコットの女性的なところと男性的なところについて、観終わってから話してみるのも良いでしょう。万が一彼にゲイやバイセクシュアル疑惑がある場合は、敢えて一緒に観て真相を確かめるか、気まずくなるから観るのをやめるか、女性側でよく考えてから観に行ってください。 |
R-15なのでキッズは大人になってから観ましょう。高校生以上なら観ても大丈夫だと思いますが、同性愛について理解が難しいようであればもう少し大人になってから観てください。同性愛を一方的に否定せず観ることができる大人なティーンはスコットとリベラーチェの心情をいろいろと考えながら観てみるとおもしろいと思います。 |
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2013.10.30 TEXT by Shamy