ラブコメなのかと思いきや、精神世界の話というか、とっても不思議な世界観だったのに驚きました。冒頭シーンの描き方から凝っていて、何かが置きそうという予感をさせつつ、カフェでは日常が描かれていて、でも少しずつ事件は起こっている…という展開がうまいです。後半から急激に精神世界の話に入っていくので戸惑う人もいるかも知れませんが、これは日々の不安や困難に悩む人たちに向けて、前向きなメッセージが込められた映画だと思いました。考え方を変えれば、人生は楽しくなるということなんだと思います。舞台はほぼカフェのなかか映ってもカフェの外だけというシチュエーションで、これだけのことを描いているとはなかなかやりますね(笑)。ちょっと変わり種の映画として観てみて欲しいです。
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