2016年11月3日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
本作は、赤ちゃんの配達をやめてしまった“コウノトリ宅配便社”のあるスタッフが、手違いで再び赤ちゃんを誕生させてしまい、無事依頼主まで届けようとするストーリー。途中襲うつもりがメロメロになってしまう狼達の様子にも表れているように、赤ちゃんの可愛さがふんだんに散りばめられていて、大人が観ても癒されます。また、赤ちゃんが気に入り、手に入れようと追ってくる狼達の組み体操もツボで、笑いどころや思わず微笑んでしまうシーンが多く、期待以上に満足できました。アンジャッシュの2人による声の出演もなかなかのもので、キャラクターにちゃんとハマっていました。 子どもが子どもである時期の貴重さ、「その時期を親は大事にしてね」というメッセージが、コミカルに描かれた本作。子作りに消極的になっている人達にも良い刺激になると良いですね。 |
ファミリー向けの作品ですが、気楽に映画を観て癒されたいカップルはデートで観ても良いと思います。赤ちゃんが欲しいモード全開で結婚を彼に迫るという手段に使うのはオススメできませんが、普段あまり結婚や将来の子どもについて話したことがなく、何となく彼の反応を知りたい女子は、一緒に観てみるのは良いかも。結婚や子どもについて、やんわり聞くべきか、踏み込んで聞くべきかは、鑑賞中や鑑賞後の反応で判断しましょう。 |
キッズが楽しめる作品です。赤ちゃんというテーマに固執しなくても、かわいいキャラクターがたくさん登場するので、女子ならティーンも好みそう。キッズは、コウノトリが赤ちゃんを運んでくるというお話を本当だと信じてしまうかも知れませんが、もう少し大きくなったら、学校でどうやったら赤ちゃんができるのか真相を教えてくれると思います。もしくはおうちの人が、時期をみて教えてくれるはずなので、とりあえず今はこのストーリーを観て素直に楽しんでください。 |
©2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2016.10.31 TEXT by Myson