2018年12月7日より全国公開/PG-12
東宝
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私はいろいろなホラーを観るほうなので怖さはあまり感じなかったですが、血しぶきが飛ぶ激しいシーンが多いので、ホラーをあまり観慣れていない人にとってはとてもハードだと思います。 “来る”者そのものも得体が知れず不気味なのですが、登場人物達もそれぞれ不気味で、人間的に怖いと思わせるものがあります。こういうタイプのホラーは下手をするとB級っぽくなってしまうこともありますが、役者が皆演技派なのでしっかり見応えがあります。 特に妻夫木聡は今作でも曲者を演じていますが、薄っぺらい人間という雰囲気がとてもリアルで印象に残りました。子どもの存在が鍵を握っている点で、お子さんがいる方が観るとまた違った観方も出てきそうです。 |
心理的にも怖いので、どういうスタンスで観るかによりますが、お化け屋敷に入るような感覚で観るなら、デートで観るのもありでしょう。ただかなり描写が激しいので、ホラーが本当に苦手な人は誘わないほうが良いです。ある程度、お互いの好みやホラーの許容範囲がわかった上で誘ってください。また子育てでもめているorもめていたことがあるご夫婦は、いろいろと余計なことを考えてしまう可能性があることだけ念頭に入れておいてください。 |
キッズにはだいぶ怖いと思うので強がって無理をして観るとちょっと後悔するかも知れません。強がらずに、ホラーの免疫がついてから観ることをオススメします。ティーンの皆さんはこういう映画で盛り上がりそうですね。友達大勢で行くとより楽しめるのではないでしょうか?でも、都市伝説を本当に信じるタイプの友達は本気で怖がるかも知れないので、要注意です。 |
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©2018「来る」製作委員会
2018.11.28 TEXT by Myson