2018年9月14日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
中条あやみと佐野勇斗がとてもキャラクターに合っているので、物語に入り易かったです。ルックスもスタイルも抜群の中条あやみは、普通の女子と言うよりまさに他の世界から出てきたような“3D彼女”という表現にピッタリ。佐野勇斗も、ベースはイケメンだけど、演技によって三枚目に見えて、ちょうど良い印象でした。軽いノリのキラキラ青春ラブストーリーかと思いきや、後半にガラリとトーンが変わり涙を誘うシーンもあって、良い意味で期待を裏切ってくれます。人を好きになって、その経験で自分が変わるという素敵な体験をリアルに描いた作品です。現実世界、つまり3次元の世界の価値を伝えるメッセージが込められていて、そこにも好感が持てるのですが、個人的には、逆に2次元が好きな方々がどう感じるのかも聞いてみたくなるストーリーです。 |
オタク同士のカップルや、片方がオタクのカップルで観てみると、いろいろな意味で会話が弾みそうです。最近のティーンが主役の映画でも、濃厚なラブシーンが入っていることもありますが、本作に関しては、ラブシーンも爽やかなので、気まずくなるほどではありません。もちろん全くオタクではないカップルでも好感が持てる内容で、笑える場面も多いので、楽しく観られると思います。 |
“付き合う”とはどういうことなのか、キッズやティーンの皆さんも疑問に思うところですよね?本作も、主人公のオタクな男子高生が、初めて交際をするという設定なので、恋愛を疑似体験できると思います。普段は全く接点がないような相手を好きになることもあると思いますが、そういうシチュエーションの恋愛が描かれているので、同じような恋のお悩みを抱えている人は参考になるかも知れません。 |
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©2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 ©那波マオ/講談社
2018.9.12 TEXT by Myson