2018年8月31日より全国公開/PG-12
東宝
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主人公達と同世代なので、出てくるワードや出来事がいちいち懐かしくて、嬉しくなりました。“女友達あるある”なシーンも満載で、都度都度共感。一方、1990年のシーンでは、コギャルブーム全盛期の高校が舞台になっていましたが、映画的に誇張して描いたのか、本当にこういう高校もどこかに存在していたのか、そこは新鮮に感じました(笑)。「学生の頃に夢見ていた未来に、今の自分は辿り着いているのか」「そして幸せなのか」と問いかけてくる本作。大人目線で観るとグサッとくるし、グッとくるメッセージが込められていますが、若い人が観ても、今の大切さを感じられると思います。両時代のキャラクターと俳優もピッタリと合っていて、原作となった韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』も再度観たくなりました。韓日の違いを観比べるのもおもしろいと思います。 |
男性が観ても楽しめると思いますが、これはやっぱり旧友と女子同士で観るのが1番盛り上がるのではと思います。現代を描いたシーンでは、夫婦関係が上手くいっていない様子なども描かれていて、それを反面教師として観るならオーケーですが、変に気まずくなりたくない場合は、夫婦やカップルで観るのはやめておいたほうが良いでしょう。 |
キッズにはまだピンとこないかも知れませんが、中高生なら今を見つめ直して、将来を想像するきっかけに観てみると良いと思います。主人公達ほどやんちゃでなくても、それぞれのキャラクターが抱えている問題は、誰にでも共感できることです。また学生時代の友達の大切さや、今感じている気持ちの大切さにも気付かせてもらえると思います。 |
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2018.8.8 TEXT by Myson