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2014年11月21日より全国公開／PG-12
日活、東宝東和
公式サイト
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 むちゃむちゃ笑いました！サイコーです！本作ではチャウ・シンチーは出演せずに監督に徹しているのでちょっと寂しいなと思っていましたが、魅力的なキャラクターが多数出てきて笑いどころもたくさん。お国は違えど笑いのツボがこんなにわかりやすいというか、今回は特にキャラの顔や風貌の強烈さと登場のさせ方が上手い！お気に入りのキャラクターは、主人公の玄奘の師匠と、元の姿に戻る前の孫悟空。2人ともまずビジュアル的に強烈で、さらにそのビジュアルゆえに笑いが引き立つような振る舞いが絶妙です。で、孫悟空を演じている俳優さんがすごくおもしろかったので誰だろうと思っていたら、なんと『101回目のプロポーズ 〜SAY YES〜』主演のホアン・ボーでした！今作での孫悟空役では最初ハゲ散らかした汚いおっさんで風貌が全く違うので全然気付きませんでした。このギャップを知ってかなり気に入りましたが、今後は彼をチェックしたいと思います。あと笑い以外で上手いな〜と思った点はわらべ歌の本の使い方です。ただの小道具だと思ったら大活躍で、こんなにアホなテイスト（良い意味で）で展開していくのに、伏線の描き方が期待以上に巧妙でした。先日来日したチャウ・シンチーも語っていましたが、『ドラゴンボール』に着想を得たシーンもあったり、「西遊記」を日本のテレビドラマで観て知っている人、本などで読んだことがある人、全く知らない人も楽しめる映画ですよ。 |
 デートで観るにもオススメの作品です。わかりやすい笑いに、本格アクションもあり、そして意外にもラブストーリーが結構入っていて、老若男女どんなカップルでも楽しめる要素が散りばめられています。笑いのツボが合う合わないも知るきっかけになると思うので、お互いの好みや笑いの相性を確かめるのに観てみるのもどうでしょうか？ |
 キッズやティーンも問題なく楽しめる作品です。とにかく楽しくて、アクションシーンもカッコ良く、ストーリーもわかりやすいです。子どもたちがマネをしたくなるようなコミカルで印象的なシーンも満載。コメディ色が強いですが、主人公の玄奘の行動は一本筋が通っていて、最後に大事なメッセージが込められているので、その点についても注目して観てください。 |
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©2013 Bingo Movie Development Limited
2014.11.11 TEXT by Myson
