2012年1月21日より全国公開
東宝東和
予告編
いや〜おもしろかった!ほんとに愛すべき“しょーもなさ”が抜群のコメディです。ローワン・アトキンソンは“Mr.ビーン”で有名ですが、私は“ジョニー・イングリッシュ”の彼の方が好きです。ビーンは顔芸が多く、ジョニー・イングリッシュも顔芸はあり、そこはあまり私のツボではないのですが、スパイという無茶な設定がまず◎なんですね(笑)。で、前作ではグダグダのスパイ過ぎて、スパイとして成立するかギリギリだったような記憶がありますが、今回は意外に強くなっていて、スパイとしてやや成長しています。で、伏線もちゃんと生かされているシーンもあり、武器などもバージョンアップしている感もあり、全体的にパワーアップしています。で、この手の映画にお約束の展開、「こういう失敗やるぞ〜」というこちらの期待に見事に応えてくれるので爽快です。 そして、今回はジョニー・イングリッシュに弟子みたいなキャラがつくのですが、このタッカー君が何だかかわいくておもしろいんです。優秀なんですがちょっと間が抜けていて、車の中で、銃に倒れた重要参考人を歌で励ますくだりは大好きです。そういえば、自分も地元の大阪にいた頃は、友達同士でいるときに、1人が歌を歌い始めたらみんなが賛同して大熱唱になるという展開をふざけて楽しんでたな〜なんて思い出しました(笑)。 あと笑えたのが、ラブシーンでいかにもという音楽を流す演出。「お前、全然かっこよくないだろ!」というツッコミがしたくなるほど気取っちゃう点も好きですね。ネタバレにならない程度に言うと、一番のツボはやっぱり椅子のシーンですね。ほんとにほんとにしょーもないんです(笑)。 そんなこんなで、私のツボにはまるコメディです。このツボ共有できたら嬉しいなあ。ジョニー・イングリッシュって、女子ウケが未知な作品ですが、女子ってお笑い好きじゃないですか?きっと楽しめると思います。 |
デートで観たら楽しいですよ。この笑いのツボに合うか合わないかで結果は変わりそうですが、逆に恋愛の相性って笑いのツボで計れる部分もあると思うんですよね。笑いのツボが一緒かどうかを占うためにも行ってみたらどうでしょうか?若干笑いどころが違っても、「なぜ、あそこで笑ったのか」を鑑賞後に詰めてみましょう。おもしろい視点をしていたら、それはそれで有りだと思えるかも知れません。お笑いにうるさい関西人の皆さんは、お笑いについてはあーだこーだ言うのが好きでしょうから、きっと鑑賞後に盛り上がると思います。でも、意見が合わなくてもケンカしないでね、ジョニー・イングリッシュごときに(笑)。 |
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2011.11.25 TEXT by Myson