2016年8月11日より全国公開
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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人間の子どもバギーラがとっても可愛くて、動物達もすごくリアルで、躍動感に溢れた作品です。バギーラが森を駆け回るシーンは、どこまで自分でアクションをしているのだろうと思うほど“野性化”した動きで、子どもが主役ながらアクションシーンが本格的なのには嬉しい驚きがありました。「こんな壮大なスケールで描けるなんて、誰が監督なんだ?」と思ったら、“アイアンマン”シリーズ、“アベンジャース”シリーズを手掛けるジョン・ファヴローということで納得です。動物達のキャラクター設定もユニークで、森の動物達の絆にも感動したのですが、動物達が活躍する物語と言えば、個人的に子どもの頃に“シートン動物記”を夢中で読んでいた頃の感覚が蘇り、童心に返った気分も味わえました。声のキャストには、ベン・キングズレー、ビル・マーレイ、ルピタ・ニョンゴ、イドリス・エルバ、スカーレット・ヨハンソン、クリストファー・ウォーケンと豪華俳優陣が揃っているのも、映画ファンにはたまりません。ファミリー映画としてオススメなのはもちろんですが、大人が観ても十分に楽しめる良作です。 |
子どもと動物達のストーリーと聞くと、子ども向けというイメージに思えるかも知れませんが、監督は“アイアンマン”シリーズ、“アベンジャース”シリーズを手掛けるジョン・ファヴローということもあって、壮大なスケールで描かれており、大人カップルのデートにもオススメです。気まずくなるようなシーンが一切ないというところと、誰にでも共感、理解しやすいストーリーというところで、初デートにも良いですよ。 |
キッズには間違いなくオススメの作品です。森のなかに一人取り残されたバギーラ少年に自分を重ねて物語に没入すれば、観終わった後は自分も冒険を味わった気分になれて、動物達との絆にも共感できると思います。また、狼に育てられながらも人間として生まれた自分自身の存在価値を改めて認識するバギーラを観て、自分らしさとは何かを少し考えてみるきっかけにしても良いのではないでしょうか?ティーンの皆さんにももちろん観て欲しい作品です。 |
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2016.7.13 TEXT by Myson