2016年3月5日より全国公開
KADOKAWA
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個人的に、薬師丸ひろ子が主演バージョンのイメージをどうしても期待してしまい、本作はちょっとアイドル映画寄りだったので、もうちょっとハードでクールな感じが良かったなというのが本音です。あと、特にアクションの段取り的な動きに目がいってしまい、ハラハラドキドキ感が半減してしまったようにも思います。でも、素直に観る方はそこまで細かいところまでチェックしないので、私の観るスタンスの問題だと思いますが(苦笑)、薬師丸ひろ子バージョンを観たことがない、現代の若者が観るには、これくらいがちょうど良いのかも知れませんね。橋本環奈はすごくすごく可愛いので、そこは存分に活かされています。前作を知っている方はお手柔らかに観て頂き、本作で初めて”セーラー服と機関銃”を観るという方は素直に楽しんでください。 |
デート向き映画として敢えてオススメという内容ではないので、2人とも興味があり、ヤクザ映画のアクションに多少免疫があるなら、観てみてください。オススメするとしたら、中高生カップルなどは、同世代の物語なので、一緒に楽しめると思います。薬師丸ひろ子バージョンを知る世代も興味があると思うので、観終わったあとも会話が弾むのではないでしょうか。 |
中高生は、自分がもしヤクザの組長だったらなんて考えながら観ると、非日常を楽しめると思います。主人公の星泉は、組長ながら(厳密には元組長)真面目なので、女子高生としてちゃんと世の中のモラルを守ります。また、自分の境遇を受け入れつつも流されず、仲間をすごく大切にする姿勢はぜひ見習ってください。 |
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■製作発表&主演決定記者会見、橋本環奈、前田弘二監督、高田亮(脚本担当)、赤川次郎(原作者)、井上伸一郎(KADOKAWA代表取締役)、菊池剛(企画プロデューサー)
■TJE Selection イイ男セレクション/長谷川博己
©2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会
2016.3.2 TEXT by Myson