2011年11月3日(木)より全国公開
ショウゲート
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終始にやにやしながら、時に声を出して笑いながら観賞しました。お約束の展開も心地良く、劇場版ならではの展開も新鮮味があって、本当に楽しかったです。テレビ版のキャラクターも健在で、長らくのファンとしても楽しめるのが嬉しいですね。 ツボはいろいろあったのですが、まずは小池徹平が演じる新城誠と同期で、平泉成が演じる早川辰夫。どうみても定年目前かそれより上の年齢に見えるのに若者言葉で貫いているのが笑えました。まるで竹内力のカオルちゃんやで〜(わかる人にはわかりますよね?)。ほか麻生祐未が異常にエロい人妻ってのもすごいなと思いました。これってNHKの制作ですよって思うと余計に可笑しい。そして、生瀬の中西課長と伊東四朗のおっちょこちょいのくだり。「そうきましたか!!」とやられた感いっぱいで爆笑でした。一番ツボだったのは、新ビールの発表会で反対運動にくるおばちゃんたちのプラカードの内容。色気を忘れた妻、夫を見限った冷たい妻たちの叫びのメッセージが妙にリアルで笑えました。こういうちょっとしたところにすごく工夫というか、笑いが盛り込まれているのが本当に嬉しかったです。何だか熱意というか、作品への愛を感じました。スタッフとキャストが一丸となって作っているんだろうなという感じがとても共感できます。 ギャグ映画ですが、世のサラリーマンに元気と勇気を与えつつ、ちょっと現実も見せちゃう物語。やっぱり好きにならずにはいられません。笑いたいときに何度でも観たくなる作品です。 |
終始笑わせてくれるので、どんなカップルでも楽しい気分でデートできると思います。もし、仕事で悩んでいても「みんな戦ってるんだ」と前向きにさせてくれるし、一方で「サラリーマンってみんなそうなんだ」なんて仲間意識というか、一人じゃないって思えたり、相手がデートなのに元気がなかったら連れていってあげても良いと思います。まだ社会人経験がないとちょっとピンとこない部分もあるかも知れないですが、切なくて滑稽ででも素敵なサラリーマン生活に思いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか?まあ、そんなことは全然考えずにただ楽しんでくれたらと思いますが、笑いのツボが二人とも同じだったら結構相性良いってことがわかるでしょう。 |
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©『劇場版サラリーマンNEO』製作委員会
2011.10.30 TEXT by Myson