いや〜、ストーリーが実にシンプル(笑)。前半は謎が明かされていないので、「あれ?誰と誰が敵対してるの?」「なんで命を狙われてるの?」といろいろ想像させる展開なのですが、中盤でカラクリが語られた途端に謎が一切なくなり、その勢いで最後まで行ってしまう潔さが新鮮でした。そして、最初から最後までひたすら銃撃戦と、主に東南アジアで伝わる格闘技シラットによる接近戦が繰り広げられます。特徴としては、主人公のサラをはじめ、女性キャラクターが戦いまくるということ。正直なところストーリーに入り込むタイプの映画ではないので、格闘技好きな方、あまり何も考えずにスカッとしたい方にオススメです。 |
上映時間は約1時間半で観やすい長さですが、銃撃戦と格闘シーンが占める割合がかなり多いので、アクション映画に興味がない人にとってはこの短さでも長く感じてしまうかも知れません。ドラマの要素があるようであまりないので、ストーリー重視で観るタイプの人とのデートには向いていないでしょう。逆に誰にでも理解できるくらいシンプルな内容で、気まずくなるようなシーンもないので、何も考えずにふらっと入って観てみるというノリの場合には良いかも知れません。 |
銃撃戦や格闘シーンはキッズにとってはちょっと激しいかも知れません。ティーンは問題なく観られます。10代のキャラクターとしてサラの娘もかなり本格的なアクションを披露しているので、強い女子のアクションシーンを楽しんでください。ストーリーもとてもわかりやすいし、男女ともに楽しめます。 |