2014年4月19日より全国公開
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本作はカサンドラ・クレアのベストセラー小説【シャドウハンター 骨の街】なのですが、実は小説には続編があり、今回映画化されたのはその1作目にあたるお話です。 全体的な雰囲気は『トワイライト』シリーズに似ていますが、お話は全く異なります。物語は普通に暮らす女の子があることをきっかに自分がシャドウハンターという戦士であることを知るアクションアドベンチャーで、主人公のクラリー役を『白雪姫と鏡の女王』のリリー・コリンズが演じています。相変わらず眉毛の印象が強いものの(笑)、今回の役柄では黒い皮のジャケットスタイルが多いこともあり、すっかりクールな美人な子になっていました。そして彼女を中心に三角関係が描かれるのもおもしろい。お決まりのパターンなのですが、結局キュンとさせられてしまうのが悔しかったです(笑)。特にジェイス役のジェイミー・キャンベル・バウアーは、最初普通だと思っていましたがふとしたときの表情や振る舞いがカッコ良くて最終的にはツボにハマりました。またアレク役には『ゴシップ・ガール』でダミアン役を演じていたケヴィン・セガーズが出演しているなど俳優陣もなかなか熱かったです。 アクションシーンや映像効果も凝っている見応え抜群な作品で、誰でも楽しめると思います。ぜひ観てみてください。続編が製作されるのかはわかりませんが、本作だけを観るといくつか気になる点が残されていたように思います。ぜひ続編も映画化されることを願います! |
恋愛あり、アクションありなので男女ともに楽しめます。特に初デートや付き合いたてのカップルに向いているので、気軽に観て2人で楽しい時間を過ごしてください。それとは別に映画のなかでは友だち以上恋人未満の相手との恋愛も描かれているので、もし同じような状況の相手とのデートだった場合は本作をきっかけに相手について真剣にみるのも良いかも知れません。 |
ちょっと気持ち悪い幼魔というモンスターが登場しますが、キッズでも楽しめる作品です。ただ世界観がファンタジックでいろいろな種族が登場するため、キッズは誰がどの種族なのかを把握するのは難しいと思うので、大人と観て説明をしてもらうか、今は雰囲気だけを楽しんで大きくなってからもう一度観ても良いと思います。ティーンはこの映画の内容を十分理解できると思うので、各人物の複雑な心境に注目して観ましょう。あとは普段読書が苦手でも、この映画を観ると続きが気になって原作が読みたくなるので、読書のきっかけとしてまず本作を観てみるのもアリです。 |
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2014.4.2 TEXT by Shamy