2016年6月3日より全国公開
ポニーキャニオン
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ジェイク・ギレンホールって、やっぱりすごい!身も心もボクサーになりきっていました。今まで数々のボクシング映画を観てきましたが、見た目の説得力は絶対に必要で、どんなに演技力があっても、ボクサーの身体になっていなければリアリティを感じられません。でも、ジェイクは6ヶ月にわたり毎日6時間のトレーニングをして7s減量、ノースタントで演じたそうです。なぜタイトルが『サウスポー』なのかと因果を探りながら観ましたが、これはテーマに繋がるすごく重要な部分で、主人公ビリーの変化と成長を表していることに感動を覚え、それを見事に演じきったジェイクにしびれました。そして、妻を演じたレイチェル・マクアダムスもすごく良かったです。この役の衣装はかなり露出が多く、プロポーションの維持とボディケアが必要だったと思いますが、すごくセクシーで素敵な奥さんを演じていて、ジェイクが演じるビリーが夢中になるというキャラクター設定をさらに強固なものにしていたと思います。本作より一足先に公開された『スポットライト 世紀のスクープ』のPRで来日していた際に、ちらっと彼女がこのことについて語っていましたがやっぱり「朝準備に時間がかかる衣装」ということでした。女子としては見習うべき、女の包容力、セクシーさ、キュートさがあるので、ぜひレイチェルの役柄にもご注目を。夫妻の仲睦まじい姿が眩し過ぎて、だからこそ切ない部分もありましたが、愛が溢れるこの物語は、ボクシング映画とはいえ女性にもオススメです。 |
男女の深い愛が描かれたボクシング映画なので、男女ともに楽しめる要素があり、2人の距離も縮めてくれそう。そして、特にカッとなりやすい男子と付き合っている女子はぜひ彼を連れていってください。いろいろと反省すべき点、参考にできる点が見つかると思います。でも、ジェイク・ギレンホールの肉体美をじっくり堪能したい女子は、隣りにいる彼と比較してしまわないように、女子同士か一人で行きましょう(笑)。 |
大人向けの映画ですが、主人公ビリーの娘の目線で観たり、子どもなりの視点でも感動できる要素がある映画だと思います。親子愛も重要なテーマになっていて、子どものために闘う父の姿が描かれています。子どもには見せない親の苦しさがあるんだなと気付かせてくれたり、いつも子どものことを思ってくれてるんだなと感じさせてくれる作品です。そして、子どもが強くなることで、親も強くなれるんだと自信も与えてくれると思います。親子で観るのもオススメの一作です。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/ジェイク・ギレンホール
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2016.5.25 TEXT by Myson