2013年9月7日より全国公開/PG-12
コムストック・グループ
公式サイト
![]() 物語は自殺用品専門店を経営する家族のお話で、暗い性格の家族のなかになぜか明るくて元気な男の子が誕生し、その明るさに家族ひとりひとりに心境の変化が訪れていきます。展開は読めるものの、やっぱり希望を与えてくれる素敵な話だったなという感想になりました。自殺する道具を堂々と売るお店なんて現実では考えられませんし、セールスするにも「この毒はかなり強力なのですぐ死ねますよ」とか普通に言っているのが不自然過ぎて笑えました。 また各キャラクターの名前も歴史上の有名な自殺者からとっていて、お父さんの名は三島由紀夫にちなみミシマという名で、娘はマリリン・モンローにちなみマリリンとついています。こういう名前を付けてしまうあたりもかなりブラックユーモアが利いていますよね(笑)。ぜひ映画館でこの陰鬱で楽しい世界を体験してみてください! |
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2013.8.28 TEXT by Shamy