2011年4月23日より全国公開
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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かなり子供向けの映画なんだろうなと思っていたら、いやいや最後はいきなりシュールなセリフが飛び出して笑ってしまいました。ロバート・ゼメキス(今回は製作)は主婦層のご機嫌をとろうとしてるんでしょうかねと思うような内容です(笑)。 前半は少年マイロが火星人にさらわれたお母さんを救うことに軸が置かれていますが、後半はなぜ火星の社会が女性に仕切られているのかなど、大人目線に変わってきます。そして、なぜそうなったか…という理由が「そんなことくらいで〜〜〜?!」みたいな展開なんです。世の中のママさんたちの声を代弁しているとも取れるし、逆にママさんへの警告とも取れるし、観る方によって受け取り方は変わりそうですが、ぜひママ、パパ両方と子供で観て欲しい映画です。 ちょっとキャラクターの見た目が可愛くないっていうか、人間にいたっては蝋人形の館にいそうなタッチなのでちょい怖いし、火星人の男たちがリアルに小汚くてちょいきもいですが、そのうち慣れます(笑)。エンディングでパフォーマンス・キャプチャーによる撮影風景が映るのですが、火星の総統を演じている役者さんがキャラクターの顔と結構似ているのも笑えます。最後まで観てくださいね。 |
ご夫婦というかぜひ家族みんなで観に行って欲しい映画です。ママの立場、パパの立場、ともに楽しめるというか、「ぐさっとくる」セリフやシーンもあったりして…まあ観てのお楽しみですが。お子ちゃま向け映画に見えますが、内容にピンと来るのは子供を持つ親か、子供なので、学生くらいの年齢には逆に刺さらないかもな〜と思いました。火星が好きとかだったら楽しめると思いますけどね。割と「子育て論」が物語の軸なので、結婚を意識していたり、もうすぐ子供ができますというカップルにおすすめです。 |
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2011.4.15 TEXT by Myson