2016年2月27日より全国公開
ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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本作は実話に基づくストーリーなのですが、まず大きな船がぱっくり前後に折れて離れてしまうというシーンに大ショック。この瞬間に、将来大型客船で世界一周の旅に行きたいという思いは急激にしぼみました(笑)。そして、当然ながら大量の水が船に流れ込み、舵も取れなくなるし、電気系統もアウトになるし、助けは呼べないし、周りは海だし…という八方塞がりな状態になるのですが、「これ実話ってことは誰かは助かるってことだよね」と思いながら、この状況で誰か生き残るということが信じられない感覚で物語を追うことになります。さらに、激しい嵐のなか、救助隊が救援に向かうというのがまた信じられない!「そんなちっちゃいボートで救助行って、どうすんの!」と、その無謀な行動を見守るしかないのですが、映画だというのに、とにかく「大丈夫かな、大丈夫かな」と最後まで心配が尽きません(笑)。 クリス・パインの髪型がなんだか可笑しいなと、最初は気を取られていましたが、そんなことはどうでも良いと思えるほど、ハラハラドキドキの連続。でも本作で一番カッコ良いのは、やっぱりケイシー・アフレックが演じたレイモンド・シーバートですね。あと、海外ドラマで活躍する俳優が多数登場しますので、海ドラファンにもオススメです。本作はぜひ大きなスクリーンでお楽しみください! |
こういうパニック映画はデートで観ても、ハラハラドキドキが楽しめてオススメです。ラブストーリーもあり、1952年という時代には珍しく、女子がグイグイいきますので、現代の男女関係にも通じる部分があります。1点、気にするとしたら結婚に関する話題が出るところ。ちょっと今は結婚の話題に発展したくないと思っている人は、少々拍車をかけるきっかけになる要素があるので、その点を踏まえてデートで観るべきか検討しましょう。 |
ホラーなどの怖さとはまた違いますが、こういう内容は幼いキッズには少々怖いのではないかと思います。小学校高学年以上なら全然問題無いでしょう。とにかく、迫力の映像に圧倒されるだけでも楽しめますが、船が壊れる様子などから、船の仕組みや、水圧との関係など、理科的な興味が湧く人もいるかも知れないですね。もしくは救助の仕事に憧れを感じる人も出るかも知れないし、自由な視点で楽しめばオーケーです。 |
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