2014年11月8日より全国公開/R-15
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世界中で社会現象を起こしている海外TVドラマ『ダウントン・アビー』で、物語のキーとなる相続人を演じているダン・スティーヴンス。同作では役作りのためかぽっちゃりしているので、カッコ良さはそれほど感じていなかったのですが、本作ではかなり身体を鍛えて顔もほっそり、キャラクターもワイルドなので、カッコ良さは抜群です。本作で彼が演じるのは、戦場で一緒に戦った仲間の遺族を訪ね、彼らを支えるという立場をとりながら何か秘めている不気味な青年。彼の謎をある程度推理しながら観たものの、真相は予想とは外れて、意外な局面へと向かっていきます。この映画がうまいなと思うのは、最初から何か企んでそうでドギマギさせつつも、程よい緊張緩和がある点。前半は特にマッチョ自慢のシーンも結構入っていて、ダン・スティーヴンスが演じるデイヴィッドが男らしい面をアピールすると、それにポ〜っとしてしまう女子達の表情が映るという具合にわかりやす過ぎるシーンが笑えます。彼の肉体美もかなり素晴らしいので要注目ですよ(笑)。デイヴィッドのキャラクター性はとても興味深く、印象深いものがありますが、シリーズ化する可能性もあるのではないでしょうか?新たなアイコンが誕生したという感じがします。ダン・スティーヴンスの俳優としての幅も広がったし、今後が楽しみですね。女子が観てもおもしろいアクション・スリラーですので、ぜひご覧ください! |
主人公のデイヴィッドは常軌を逸しているのか正気なのかがわからず不気味で怖い面はありつつ、女性の扱いがうまくてワイルドです。前半は彼がマッチョぶりを発揮し、女子がうっとりするという場面も出てくるので、彼氏や旦那さんにもうちょっと男らしくなって欲しいと思っている方は、遠回しにアピールするきっかけに一緒に観てみるのもおもしろいのではないでしょうか。ベッドシーンがちょびっと出てきますが、すぐに終わるので気まずくなるほどでもないでしょう。後半はハラハラドキドキ度がかなり増すのでどさくさに紛れて彼にくっつくチャンスもありますよ(笑)。 |
R-15なので、15歳未満の方は観られません。登場人物のなかには学校でいじめられる男子高校生も出てきますが、彼と主人公デイヴィッドの関係は物語のキーとなるので、15歳以上のティーンの皆さんは、自分の前にこういう人が現れたらどうするだろうを想像しながら観るとリアルに楽しめると思います。突然現れた“親切”な人をどこまで信用するかどうかなども、ちょっと勉強になる部分もありますよ。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/ダン・スティーヴンス
©2013 Adam David Productions
2014.11.5 TEXT by Myson