2015年2月20日より全国順次公開/R-15
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どうでも良い内容だけど、とにかく楽しいゾンビ映画(笑)。ゾンビものはたくさんありますが、本作はキッズ・ゾンビと言うのが特徴で、完全に思考のないゾンビというのでもないのが曲者です。教師も皆変人でアホというノリが海外ドラマの『glee/グリー』だなと思っていたら、同作の製作と脚本を手掛けているイアン・ブレナンが本作の製作、脚本も手掛けているということで納得しました。さらに、共同脚本には、『ソウ』シリーズでお馴染みのリー・ワネルも名を連ねていて、本作では2人とも教師役で出演もしています。ストーリーとしては、とあるチキンナゲットを食べた子どもから、徐々に感染が広がり、子どもたちがどんどんゾンビ化していって、教師たちが逃げまくるという、ただそれだけで、特に良いか悪いかをいうようなところはなく(笑)、気楽に楽しめるゾンビ・コメディ。イライジャ・ウッドのいじられ具合も笑えるし、88分という短さなので、気分転換にオススメです。 |
デートで観るのも楽しいゾンビ映画です。もちろん人間が襲われ、手や足や内臓やらが喰いちぎられたりするので、少々グロテスクなシーンもありますが、ノリが軽い分、良い意味でリアルさは程良くできていて、大体の方は許容範囲だと思います。ちょっぴりラブストーリーもありますが、ロマンチックになるようなノリではないので逆にそういうソワソワはなく、どんな関係性のカップルが観ても気兼ねなく観られます。 |
キッズ・ゾンビ大活躍とはいえ、学校の給食のチキンナゲットが感染源で、クラスメイトが同じ子どもを襲って感染が広がって、人間が喰いちぎられたりするので、同世代のキッズが観ると、逆に普段の学校生活と重なって怖い想像を掻き立てられてしまうかも。とはいえ、基本的にコメディなので、中学生以上でこういうタイプの映画が好きなティーンなら、気楽に楽しめるでしょう。 |
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2016.2.17 TEXT by Myson