あらゆる組織が絡み合う40億円をめぐる争奪戦。デンゼル・ワシントンが演じるボビーと、マーク・ウォルバーグが演じるマイケルがお互いの正体を知らずにマフィアの手先としてコンビを組んでいるところから物語はスタートします。いろいろな組織が登場し若干状況を把握するのに時間がかかりましたが、大きな組織が動いているわりにはノリもオチも軽いので、結果的に正直そんなに真面目に人間相関図を理解しようとしなくても良かったなと思いました(笑)。ポーラ・パットンが胸をポロリしていたのにはちょっと驚きましたが、ちらっと見えるだけで終わるかと思いきや数回映るので、もはやエロさはありません。日常っぽさを演出したいがためのシーンなのでしょうか?わざわざポロリさせなくても良かったように思えますが、サービス・ショットなんですかね(笑)。で、私の好きなマーク・ウォルバーグは、女子にやたらとウィンクするアホっぽい男子を演じていてとてもキュートでした。まあこれは正体がばれないための演技でもあるようですが、忠義心に満ちたピュアな将校という役柄もピッタリでした。そして、デンゼル・ワシントンの善悪どちらにも見えるニュートラルな雰囲気で、物語がどちらに転ぶかわからなくなりおもしろみが増します。
もっとハードなアクションかと思ったら、ユーモアもあり痛快なガン・アクションだったので、男子はもちろん女子も楽しめますよ。
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男っぽいイメージの映画ですが女子でも観やすいので、デートムービーとしても良いでしょう。ポーラ・パットンが脱いでいますが、気まずくなるようなベッドシーンなどはありません。登場組織が多いのでややこしいなと思うかも知れませんが、あまり細かく覚えなくても、麻薬取締局(DEA)、海軍、CIA、マフィアが40億円を取り合いしているんだということだけわかっていれば大丈夫です。鑑賞後に尾を引く重さもなく気楽に楽しめる内容なので、デートの1つのメニューに加えてもムードを著しく変えるような影響もないでしょう。 |
銃をぶっ放す男2人の爽快な作品ですから、キッズもティーンも特に男子は楽しめるでしょう。マフィア以外の麻薬取締局(DEA)、海軍、CIAは正義の人たちのはずですが、この映画では誰もがお金に目がくらんで汚れています。大人の世界はグレーな部分もあるということを垣間見られるでしょう。こういう現実があることを知りつつ、お手本にはしないように。 |