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2015年2月6日より全国公開
KADOKAWA
公式サイト
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 チョビひげのインチキ美術商モルデカイが、秘密が隠された名画を探し世界中を飛び回るというストーリー。チョビひげがトレードマークではありますが、最近生やし始めたという設定で、髭を巡り妻との仲が微妙になったり、髭男が大勢出てきたり、思った以上に髭ネタが多いのはちょっと意外でした。ジョニー・デップはチョビ髭も似合っていて、衣装や屋敷のインテリアなどがオシャレなのも要注目ポイントですが、ぶっちゃけジョニー・デップが演じるおどけたキャラクターはもうちょっと新鮮味が欲しかったです。この手のキャラクターでは数々のヒットを生んできているので、きっとオファーも多く演じる機会も多いので仕方がないとは思いつつ、風貌は全然違うのですが、自然な演技というタイプの役柄ではないだけに、同じようなおどけたキャラクターだと逆に差別化が難しいのかなという印象です。でも、モルデカイとジョックのコンビネーションはすごく良かったです。ポール・ベタニーが演じるジョックは一番美味しい役だと言っても良いのではないでしょうか？と、私は少々シビアに観てしまいましたが、グウィネス・パルトロー、ユアン・マクレガーも出演しており豪華キャストで、気楽に観るのにちょうど良いコメディです。 |
 デートで観るのにとても観やすい映画です。爆笑レベルのオモシロさとは言いませんが、とてもわかりやすいストーリーとユーモアなので、一緒に笑いたいときにはどんな相手とも通じることができそうです。セクシー・ダイナマイト的な女キャラクターが出てきますが、ギャグになっているので、気まずいシーンはありません。幻の名画を追うストーリーですが、美術の知識が無くても楽しめます。もし髭を生やした相手と観る場合は、本作を観た流れで彼の髭について意見を求められるかも知れないので、相手の髭があまり気に入っていなくて返事に困るようなら一緒に観に行くのはやめておきましょう。 |
 キッズやティーンにも観やすい作品です。チョビ髭もそうですが、とてもわかりやすい笑いが多く盛り込まれていて、子どもでも大人でも楽しめます。家族で観たり、友達と観たり、誰かと一緒に観るほうが楽しいですよ。この映画を観るために美術の知識はほぼ不要ですが、せっかくなので本作で名前が出てくるゴヤなど著名な画家の名前や作品名をこれを機に覚えると良いですよ。なかなか普段は興味が持てないことも、映画をきっかけに調べてみたりすると、勉強という感じもしないし、頭に入りやすくなります。 |
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2015.1.28 TEXT by Myson
