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DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団

2017年10月21日より全国公開
ワーナー・ブラザース映画
公式サイト

“鷹の爪団”は以前から好きで、相変わらずのアホさにニヤニヤしながら観ました。制作費＝予算の増減が見える、名物“バジェットゲージ・システム”も健在。今回は、DCコミックスのヒーロー軍団“ジャスティス・リーグ”とコラボをしていて、画のタッチが違う部分も多く、“バジェットゲージ・システム”を照らし合わせながら観るおもしろさが増しています。「こういうシーンには結構お金がかかるんだな」と一目でわかるので、映画の裏事情を知りたい人には特に興味深いはず。
あと、思いのほか、デラックスファイターが大役を担っていたのもツボ。ゲスっぷりが清々しいと感じてしまうほど、大活躍でしたが、“ジャスティス・リーグ”との対比を描く上では、格好のキャラクターですもんね。クライマックスでは、アニメ界の蒼々たる制作スタジオがそれぞれの得意技を披露するシーンも観られて、お得感があります。気楽に観られる映画なので、子どもも大人も観てみてください。

個性的な作品なので、多少好き嫌いが分かれるかも知れませんが、シンプルなストーリーなので、誰でも観やすい作品という点で、デートで観るのも良いと思います。今はロマンチックな映画を観る関係ではないと思える人を誘うなら、ちょうど良いのではないでしょうか。

キッズやティーンがすんなり入り込めそうな世界観です。笑えるシーンが満載だし、ストーリーはわかりやすいし、小学校低学年くらいでも、ノリで楽しめると思います。たくさんのキャラクターが出てくるので、お気に入りを見つけてみては？