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2012年6月9日より全国公開
プレシディオ
予告編
 隔離された密室にいる男女９名のサバイバル劇。密室に閉じ込められて極限に追い込まれる…という設定、こういうの結構好きなんですよね。でも、好きでたくさん観すぎているせいか、やっぱり同じような展開になってしまうんだなと思ってしまったところも否めません。あと、中盤に出てくる謎の坊主の子どもたち絡みの話がちょっとおもしろそうと思ったのにあまり掘り下げなかったのが残念。でも、作り手としては密室劇に軸を置いてぶれないようにしたのでしょうね。まあ話が変わっちゃうからな。で、ロザンナ・アークエットが演じていた女性があんな展開になるとは驚き。あまり有名な俳優は出ていませんが、彼女が出演して、ああいうどぎつい役を演じているだけで、ちょっとこの映画の濃度が濃くなったように思いました。そして、ラストがその手のジャンルの映画とちょっと異なっていて、絶望に絶望という感じは嫌いじゃないです。いろんな意味で悪臭が漂ってきそうな本作、正直、女子向けではないですが、密室劇が好きな人は観てみてください。 |
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2012.5.26 TEXT by Myson
