2014年6月28日より全国公開/PG-12
ティ・ジョイ
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奴隷区の区って意味があるのかなと思ったら、東京23区と絡めてあり、登場人物に区の名前が付いていて23区だから23人の奴隷ということのようです。都内に住む者としては自分が住んでいる区の名前の人がどんなキャラクターで誰が演じているのか気になりながら観るという楽しさはありましたが、実はそんなお気楽なテンションで観る映画ではなく、かなり痛々しいシーンが多かったです。映画だからと割り切って観ることはできましたが、奴隷をテーマにしているから仕方がないんですかね。原作は小説とコミック(4巻)があり、累計100万部を突破しているということは、何か共感できるところがあると感じる人たちが多いということなんでしょうか。心理戦が楽しいということなんでしょうか。ほとんど全員精神的に病んでいる登場人物たちの背景が、人数が多いこともあってかあまり描かれていなかったのもあり、感情移入できるポイントが見つからず、どういうスタンスで観るのが良いのか正直わかりませんでした。私が大人になっちゃったせいなのか、若者の意見を聞いてみたい作品です。 |
痛々しいシーンがあり、観ていて辛くなる可能性があるので、デートではオススメできない内容です。2人共が原作を好きなら良いですが、気分良く観られる映画ではないので、どんな内容かあまりわからないまま誘うと驚かれるかも知れません。この手の内容は平気で観られる女子も少ないように思うので、男子の方が誘いやすいかも知れませんが、ちらっとどういう内容かは伝えてから誘った方が良いでしょう。 |
PG-12なので、キッズは観るなら大人と一緒に観るようにしてください。とはいえ、正直なところ小学生以下のキッズにはあまりオススメではなく、親子で楽しく観るというタイプの映画ではありません。心理的に怖いシーンもあれば、観るからに痛々しいシーンもあり、ストーリーも今観ると刺激が強いかも知れません。大きくなってからDVDなどで観ると良いでしょう。 |
2014.6.23 TEXT by Myson