2014年12月5日より全国公開
日活、東宝東和
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まず目が釘付けになったのは、主演のアーミル・カーンのムキムキモリモリの身体です。インド映画も多数輸入されるようになり、こういった肉体派俳優も目にすることが多くなりましたが、西洋人とは筋肉の質がまた違うマッチョさです。すごく鍛え上げているのがわかる身体で、本作のキャラクターに説得力を与えています。それにしても、アーミル・カーンが49歳(1965年生まれ)というのも驚き。日本でも大ヒットした『きっと、うまくいく』で大学生役を演じたのは44歳のときですからね!同作も本作も、年齢を知らずに観たので余計ですが、全く違和感がありませんでした。インドのトム・クルーズという感じですかね。 |
デートで観ても楽しめる内容です。ラブストーリーの要素もありますが気まずくなるようなシーンもなければ、生々しい恋愛模様を描いているわけでもないので、良い意味で感情移入し過ぎることなく楽しめると思います。アクション、サスペンス、人間ドラマ、ラブストーリーと、いろいろな要素があるので、男女楽しめるポイントがそれぞれあります。観終わったあとに、どこでトリックに気付いたかなど、話のネタも見つけやすいです。インド映画特有の歌って踊ってのシーンはありますが、唐突過ぎるシーンはなく、苦にはなりません。上映時間も151分で許容範囲でしょう。 |
迫力のあるアクションシーンや、サーカスのシーンは子どもが観ても十分に楽しめると思いますが、キッズにとっては151分の上映時間に耐えられるかどうかだけがネックです。ティーンは難なく楽しめると思うので、純粋にエンターテイメントとして観るのも良いし、生きていく上での価値観の比較も出てくるので、自分に置き換えて観るのも良いでしょう。スタイリッシュなダンスシーンも何度か出てくるので、映画への興味が強い人だけでなく、ダンスや音楽が好きな人にもオススメですよ。 |
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■TJE Selection イイ男セレクション/アーミル・カーン
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2014.11.22 TEXT by Myson