2011年12月7日リリース
レンタル同時(左記ジャケットはセル用です)
![]() あと、やっぱり衝撃だったのは、FGM(女性性器切除)という実態がまだ世界中にあるということ。それが悪いこととしてやっているのではない宗教観のなかでは、なかなか排除するのは難しい問題なのでしょうが、かなりショックです。ワリスは自身がFGM(女性性器切除)の被害者である事実を告白し、世界に向けてFGMを廃止していく活動をしていますが、彼女にとってはこのことを成し遂げることが一番大事なんだろうなと思いました。劇中でそのことがよくわかるシーンがありますが、劇中のマスコミと同様にきっと多くの人が、彼女が苦境を乗り越えてトップモデルになったという華やかな面にばかり目がいくと思いますが、彼女はそれよりもFGMを廃止し、彼女と同じような境遇で生まれた女性たちが女性として生まれて良かったと思える世の中になることを望んでいます。この映画でそんな事実を知って、改めて女性として生まれてきた意味を自分も考えさせられました。今の自分にできることは、女性として誇りを持って一生懸命生きなければいけないと思いました。 |
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2011.11.28 TEXT by Myson