2011年7月30日より全国公開
角川映画
そこそこストーリー展開は予想がつきますが、魔女として運ばれている少女が不可解なことをするので最後までその子の正体が気になり、展開に飽きるということはありませんでした。私は悪魔とか神とかが当たり前の存在として展開する物語でも結構すんなり受け入れられる方だし、この手の作品は好きですが、好き嫌いは分かれそうですね。でも考え方次第でいるともいないとも言えるのがこのテーマのおもしろいところ。人間は神や悪魔がいると思いたいところがあるんですかね。その存在がいてそのせいにする方が楽というか、何か自分の力の及ばないもののせいにする方が気持ちが救われたりするのかも知れないなと観ながら考えました。でもそんな重いことを考えながら観なくても、わかりやすいストーリーのアクション・アドベンチャーとして誰でも楽しめる映画です。 あと、ロン・パールマンが何気に格好良いキャラを演じているのがおもしろかったです。始めはヘルボーイに見えて仕方なかったですが(笑)。 |
初っぱなから魔女と疑わしい女性を首つりで処刑したり、終始不気味な雰囲気で進行するので、気持ち悪いシーンが苦手は人はやめておいた方が良いでしょう。実際はそんなに怖さはないですが、個人差もありますからね。アドベンチャー・アクション映画としては誰でも楽しめる映画なので、過剰に怖いのが苦手でない限りはデートで観ても良いと思います。自分より男子が怖がっていたらちょいと引きますが、その辺りも彼氏や旦那の怖がる顔を見ると興ざめしそうという人はカップルでいかずに友だちと行くと良いですね。 |
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2011.7.9 TEXT by Myson