2010年10月27日リリース ¥3980
レンタル同時
(左記のジャケットはセル用です)
夢を追いかける主人公、健司の立場と、妻の立場の両方の視点で観て、感動したし、いろいろと考えさせられました。世界で誰も成功したことがないサンゴの産卵に挑戦する主人公。いろいろな難関が立ちはだかりますが、学歴がある学者たちにけちょんけちょんにされても立ち上がるシーンで、「常識や偉い人、肩書きがある人の言葉が絶対ではない、今まで誰かがやったことがすべてではない」という考え方に激しく共感しました。そして、健司の母親の「あんたは偉い人に褒められるためにやってきたんじゃないでしょう」という言葉にも感動。さらに1番窮地に立たされたときに支える妻と子供たちの姿が泣けました。妻の「みんながけんちゃんの夢を信じてるのに、なんで自分が信じられないの!」という言葉、すごく心に刺さりました。夢を追いかける人と、それを支える人、両方がいて夢が実現するというのがこの物語の最高に素敵なところで、主人公も決して強靱な人ではなく普通の人ということがさらに共感を呼びます。そして妻、由莉の夫を支える姿は女性として見習うところが満載で、よくここまでできるな〜と感心します。夢を持つ男に惚れたら、女はこれくらい覚悟しなければいけませんね(笑)。そういうことをすごく学んだ一作でした。夢を追う彼、夫を持つ女子必見の映画です。 |
©2010「てぃだかんかん」製作委員会
2010.10.20 TEXT by Myson