 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
2016年5月14日より全国公開
松竹
公式サイト
ツイート
|
 デートでもオススメの作品です。ロマンチックなシーンはほぼ無いので、逆に友達以上恋人未満のカップルや、初デートでも観やすいです。労働によって稼ぐという方法ではなく、お金を流通させることで利息を得るという投資的な考え方が描かれているので、財テクについて話し合いたい夫婦も話のきっかけに観てみてはどうでしょうか？とはいえ、お金の話バリバリの難しい話ではなく、心温まる話なので、気楽に観るのもアリですよ。 |
 キッズやティーンはまず気楽に観て、この映画の舞台となる江戸時代の背景に興味を持つきっかけに観るくらいでも充分に意義があります。さらに金貸しのからくりに興味を持ったら、大人に説明してもらったりすると良いでしょう。身近な大人の人たちがわからなければ、一緒に勉強するのも良いと思いますよ。子どもの頃からお金の勉強をするのは大変役に立ちます。 |
関連記事：
■完成披露試写舞台挨拶、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督
■TJE Selection イイ男セレクション／阿部サダヲ
■TJE Selection イイ男セレクション／瑛太
■TJE Selection イイ男セレクション／妻夫木聡
©2016「殿、利息でござる！」製作委員会
2016.5.2 TEXT by Myson
今の時代はお金を生み出す方法やチャンスは多くあると思いますが、今から250年前の江戸時代に、「藩に大金を貸し付けて、お上から利息を巻き上げる（年貢を取り戻す）」という逆転の発想を思い付き、実行するのは至難の業。しかもこれが実話だというからすごく驚きました。お金の価値も今と相当違うと思いますが、庶民が3億円というお金を集めて動かしたというから、なおビックリ。でも、本作がただ単に金儲けのサクセス・ストーリーではないというところが最大の感動ポイントなんです。この金策を成功に導く根底に、人間としての尊厳と愛があるという真相が明かされるシーンは、涙ナシには観られません。阿部サダヲが主演なので、もっとコメディ寄りかなと思っていましたが、笑えるシーンがあるのはもちろん、感動要素がこんなに多いとは予想していませんでした。お金というキーワードが前に立っていますが、観ると金銭的な意味ではなく、すごく心が豊かになる映画です。