トランスポーター イグニション

ジェイソン・ステイサムが好きなので、２代目フランクはちょっと厳しい目線で観てしまいましたが（笑）、エド・スクレインがどうのこうのというい以前に、新生フランクのキャラクター設定がまだ模索中のように見えて、「さっきこんなこと言ってたくせに、急に真逆のカッコ良いこと言ってるし」みたいなところが、「まだまだですな」と思いました。まあリュック・ベッソン作品ということで、こちらも割とラフな気持ちで細かいことは気にしないように観るのですが、今回厳しい視点でお手並み拝見となったのも、主役がジェイソン・ステイサムではないことを残念がる、ただの私のわがままなのかも知れません（苦笑）。とにかく、今後新生フランクがキャラクターとしてどう育っていくかは、シリーズ続編（あればですが）に期待です。
とはいえ、やっぱりアクションはとても見応えがあって、エド・スクレインも頑張ってましたよ！特に印象的だったのは引き出しを使ったシーンでしたが、手品師にも似た機敏な手さばきとしなやかで豪快な動きはなかなか簡単にできるものではありません。その辺りぜひ注目して観てもらえればと思います。なんだかんだ言いましたが、結局皆、新シリーズがどんな風になっているのか気になってると思うので、ぜひご自身の目で確かめてください。