なるべく前情報を入れずに観るようにしているので、キービジュアルのイメージからこんなストーリーとは想像していませんでしたが、サスペンスフルな展開に最初から最後までグッと引き込まれました。岡田准一、小栗旬、柄本佑という3人の俳優の組合せもなんだか新鮮で、他にも安藤サクラ、長澤まさみ、木村文乃と、実力派女優が勢揃いしている点も見逃せません。少年時代のただならぬ出来事から人生を翻弄されてしまう3人の男性。過去を捨てて生きている彼らが再び運命の巡り合わせで再会し、また苦しむ事になる展開に心が痛みましたが、ラストに救われました。派手さはありませんが、見応えのある良質な邦画です。あと、柄本佑と安藤サクラが、夫婦共演しているシーンも微笑ましいので、そちらも要注目です。 |
シリアスな内容で、ロマンチックなシーンはあまりないので、デートの雰囲気を直接的に盛り上げてくれるほどではありませんが、セリフや行動などで、男女の深い愛が感じられる内容なので、男女共に共感できると思います。ロマンチックなムードで映画を観るのが苦手なカップルには、ちょうど良い程度でしょう。上映時間は99分という観やすい長さなので、デートのメニューも組みやすいですよ。 |
子どもにとってはより衝撃的と思われる出来事がいくつか起こるので、せめて中学生くらいになってから観て欲しい気がします。幼馴染み同士でしか知らない秘密は、皆さんにもあるかも知れませんが、秘密の内容によっては将来も脅かす事があるので、困った事があったら、無茶な行動を起こす前に、信頼できる大人を見つけて相談しましょう。 |