2010年10月9日より全国公開(10月6日=トムの日先行上映)
20世紀フォックス映画
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主人公が陽気なメイドたちと触れ合うことで、だんだんと変化していくんだろうなというのは想像がつきましたが、結末は意外でした。そして、主人公だけでなく、その妻も夫の変化をみて、大事なことに気付いて、彼にとって、自分にとっての幸せについてを考えるというのはとても共感できました。ある意味、綺麗な結末とも言えますが、この映画をどんな立場で見るのかによって、綺麗な結末ではないと思えるかも知れません。でも、主人公ジャンの立場でいうと、これは最高の結末なんですよね。 スペイン人のメイドたちは一見、平凡な日常を送っているだけに見えるし、辛いことの方が多いようなのになぜか陽気で幸せそうです。お金や環境だけが幸せをはかるものではないということが彼女たちの姿をみると伝わってきます。主人公ジャンは裕福で家族で深刻な問題を抱えるわけでもなく不幸ではないけれど、メイドたちと親しくなることで何が変わったのか?きっと恵まれた環境にいたジャンは何が幸せなのかは考えないで生きてきたのかも知れません。自分が満たされていないと自覚するきっかけがないままに、そつなく人生を終わる人はきっと多いと思います。でもジャンのように新しい世界や人たちに出会って、今よりもっと幸せになるきっかけに出会ったとき、最高の人生が待っているということをこの映画は教えてくれます。 |
これぞデートムービーと言える一作。爽快で痛快なアクションと、コメディと、ラブストーリーが本当に良いバランスで盛り込まれていて、最初から最後まで飽きません。男子も女子も主人公なのでどっちの目線でも楽しめるし、恋愛のかけひきと事件解決への展開が絶妙に絡まって、アクション的な部分でもラブストーリーの部分でもハラハラドキドキが持続します。観終わった後は爽快で彼氏と仲良くしたくなる作品です。ぜひデートで観てください! |
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2010.8.13 TEXT by Myson