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2016年1月23日より全国公開
東宝
公式サイト
 本作は、フジテレビ開局55周年プロジェクトとして、テレビアニメ、実写ドラマ、実写映画の3メディアの製作が決まり、最初にテレビアニメ放送（2014年7～9月／全10話）、次に実写ドラマ放送（2014年10～12月）、そしてこの度劇場公開となりました。本作の冒頭にはこれまでのダイジェストが入っていたのは親切で良かったです。私は本作の映画版から観ましたが、ストーリーには充分ついていけました。おそらくこの映画で描かれているストーリーが、一連のプロジェクトの一番盛り上がりの部分にあたると思いますが、それだけあって見応えがありました。織田信長、豊臣秀吉、明智光秀にまつわる日本史の有名な出来事を、こんな設定に変えるとは、すごく興味深かったですが、日本史が苦手な私でも楽しめました。小栗旬が演じる主人公の高校生サブローが、戦国時代にタイムスリップして、自分と瓜二つの織田信長の代わりを努めるという設定が、あらゆる場面で思わぬ展開を呼ぶ構成も上手だなと思いました。時代劇として括られると苦手意識が働く人もいるかも知れませんが、これは誰でも観やすいので、女子でも楽しめると思います。 |
 戦国時代を舞台にしながらも、ユーモラスなシーンも多く、主人公サブローと、帰蝶のラブストーリーも程良く絡んできて、男女観やすい作品です。戦国時代にタイムスリップした高校生がホンモノの織田信長に代わって天下統一をするという設定で、時代劇でありながら現代劇としても楽しめます。男性は歴史好きも多いので、得意気に話してきたら素直に聞いてあげれば、相手も気分が良くなり、デートの雰囲気も良くなるのではないでしょうか。 |
 キッズやティーンはまさに日本史を勉強する意欲を掻き立てるのに打って付けの作品です。楽しく歴史に触れれば、普段は難しいと思えることも、すんなり頭に入ってきますよね。この映画のストーリーはもちろん実際の出来事のまま描かれているわけではないですが、本当はどういう歴史があったんだろうと興味を持って、映画を鑑賞した後でも鑑賞前にでも、調べてみてください。エンターテイメントが勉強を楽しくすることもあり、逆に知識をつけることでエンターテイメントをより楽しめるようにもなりますよ。 |
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©石井あゆみ／小学館 ©2016 フジテレビジョン 小学館 東宝 FNS27社
2016.1.19 TEXT by Myson
