2010年12月11日より全国公開
東宝
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好き嫌いがはっきり分かれそうな映画ですが、私はそれを判断する以前に、登場する女子のセリフに違和感バリバリで、正直なところあまり物語に入り込めませんでした。「いくらおませでも女子がここまで卑猥なことを堂々と言うかな?」と思うシーンが多数ありましたが、これは作者の好みなんでしょうか?と言うとファンに怒られそうですが、真面目に観るべきかどうか迷ってしまいました。これが文学ですと言われれば、それまでですが…。 ひとまず真面目に観たとすると「愛って何」っていう深い話なので、哲学的にはおもしろいと思いました。心で愛しているのに体では愛し合えない辛さ…。大人な話題ですが、それに悩んでいるのが子供から大人になろうとする者たちで、言葉はませているのに心はまだ子供で、必死に大人になろうとしてもがいている姿はリアルな気もします。 でも、そんな風に深く考えて鑑賞しない人にとってはとっても滑稽で残酷な解釈をしそうです。でもそれでも良いってことなんですかね?鑑賞した方のいろいろな受け止め方を聞いてみたい作品ですね。 |
ベテランカップルなら良いですが、付き合いたてホヤホヤのカップルはやめておいたほうが良いかも知れません。ビジュアル的に良いムードを醸し出してますが、性に関するセリフがズバズバと出るし、濡れ場もあるし、ウブな二人で観るとちょっと困るかも知れません。 愛の深さと性的結びつきはどう関係しているのか、そんなことを悩んでいるカップルならショック療法で観てみるのもありですが、ちょっと爆弾になる可能性もありなので観る前によく考えましょう。 |
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2010.11.13 TEXT by Myson