2014年2月4日リリース(レンタル同時)
ポニーキャニオン
公式サイト 予告編
本作は日本で1991年に放送されたドラマ『101回目のプロポーズ』のリバイバル作品で、ドラマで浅野温子が演じた役をリン・チーリン、武田鉄矢が演じた役をホアン・ボーが演じています。正直なところドラマはあの有名な「僕は死にません」の名場面くらいしか記憶にないのですが、この映画を観ていたらボルトの指輪のシーンなど思い出すシーンがたくさんありました。 今回は部活で本作を鑑賞したのですが、当時ドラマを観ていた人からすると、懐かしい部分だけでなくオリジナルと違う点もたくさんあったようです。でも本作を楽しむにあたっては、ドラマ版を知らなくても全く問題ありません。私自身も純粋にラブストーリーとして楽しみましたが、お金も地位もない冴えない男と美人という対照的な組み合わせは、「誰にでも美男美女を射止めるチャンスがある」という夢と希望が詰まっているとも言えます(笑)。 それから本作は中国映画とは思えないスタイリッシュでおしゃれな映像もすごく素敵で、始まった瞬間から惹きつけられてしまいました。笑えるシーンもたくさんあり、部活の座談会では「ラブストーリーというよりもラブコメっぽい」というコメントも出ていたほどです。武田鉄矢の一瞬しか登場しないシーンの存在感にも圧倒されますよ(笑)。ぜひそれぞれの目線でお楽しみください。 |
ハリウッド映画並みの濃厚なラブシーンなどもありませんし、気まずい空気になることを心配せずに観ることができます。途中で三角関係の話が出てきますが、対照的な2人の間で揺れ動く美女を観ることで、お互いがどういう存在であるべきなのかを確認することができるのではないでしょうか。でも全体的にはこってりしたラブストーリーというよりは気楽に観られるタイプの作品なので、ぜひお家デートなどで楽しんで観てください。 |
親子で観て楽しめる作品でしょう。キッズもティーンもほぼオリジナルのドラマを知らないと思いますが、敢えてドラマを知っている大人と一緒に観ると楽しめると思います。ぜひ一緒に観て、終わってから昔の感覚と今の感覚の違いについて話し合ってみてください。また高校生以上のティーンは本作に込められた「ルックスやお金だけで人を判断してはいけない」という教訓に注目して、人を見る目を養うのも良いでしょう。 |
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2014.1.31 TEXT by Shamy