2013年6月1日より全国公開/R-15
松竹
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完全に男性向けの作品のように思っていましたが、女子でも十分に楽しめるアクションムービーでした。本作はシルベスター・スタローンが演じる殺し屋のジミーとサン・カンが演じる相棒のテイラーが悪党に挑んでいく物語。当然戦うシーンも多いのですが、意外と直接的に映って怖さを感じるシーンはなかったので、アクションが苦手な女子でもぜひ挑戦して観て欲しいです。 ジミーという男はとても一本気で、殺しに関しても自分のルールを掲げています。そういう昔ながらの頑固者と、まだ若く生真面目なテイラーの正反対なコンビはたびたび衝突していくこととなります。けれど少しずつ2人の関係性や2人を取り巻く人々の変化があり、そこに人間ドラマとしてのおもしろさがあったのでただのアクションムービーではないと感じました。 劇中シルベスター・スタローンが上半身裸になっているシーンが多いのですが、歳を感じさせないあの肉体の迫力には圧倒されてしまいました。すでにおじいちゃん世代なのに、あんなに筋肉ムキムキなのにはやはりアクションスターとしての風格を感じます。まだまだアクション界で活躍してくれることを期待します。ぜひいろいろな視点から本作を楽しんでください。 |
アクション好きや本作の俳優、監督好きなのであればデートでも観て欲しいと思います。ただしどうしても血が苦手な方はよく考えてから観るようにしましょう。 いざ女子から誘うとなると少し抵抗があるかも知れませんが、もし男性から一緒に観ようと言われたら嫌がらずに行きましょう。きっと意外なおもしろさを発見できますよ。後味も悪くないので観終わってから本作について話すのも楽しいと思います。 |
15歳未満の方は観ることができません。高校生以上のティーンも殺人に関して分別を持って観ることができるのであれば観ても良いと思います。どちらかというと人間ドラマに焦点をあてて観て、ジミーというキャラクターの一本気な性格から一度自分で決めたことは曲げないという強さを学んで欲しいと思います。 |
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2013.5.22 TEXT by Shamy