2010年1月30日リリース/好評発売・レンタル中
(左記のジャケットはセル用です)
実はこの映画、先日(2014年4月8日)インタビューした俳優の山田裕貴さんが一番好きな映画とおっしゃっていたので観てみました。銀杏BOYZの峯田和伸が主演ですが、私はあまりこのバンドのことを知らないのでアーティストとしてのイメージはあまりないまま観ることに。なので普通に物語をありのまま観た印象では、前半は若い男子の性欲がいかに強いかという話で持ちきりという印象で(笑)、後半はだんだんと青春映画っぽくなってきてホッとしました。私は主人公のような男子に惚れることは無いと思いますが(上から目線・笑)、人間的には共感する部分もありました。何かにがむしゃらになるって不格好に見えるかも知れないけれど、やっぱり生き様としてはカッコ良いんですよね!そんなところを実感させてくれる映画でした。エロいキーワード満載の映画でしたが、総合的にはさわやかで、男子の心情を観察するのに参考になる作品だなと思います。そして、松田龍平がいや〜な男を演じていますが、こういうのやらせてもうまいですね。ほかにもYOU、リリー・フランキー、小林薫とベテラン個性派俳優が出ているのも嬉しいところです。とても男臭いストーリーですが、ぜひ女子にも観てみて欲しい一作です。 |
楽しい映画なんですが、エッチな話題がかなり出てくるので、そういうのに過敏に反応して気まずくなるカップルはやめておきましょう。しかも、劇中でカラダが結ばれるか結ばれないかの話題に何度かなるので、家で一緒にDVDで観る際に似たようなシチュエーションになって、変に意識してしまうかも知れません。もうそういうことは気にせずに観られる仲のカップルは、一緒に観ても大丈夫。男子目線、女子目線で感じ方が違うところが多々出てきそうなので、終わった後の感想を言い合うとおもしろいのではないでしょうか? |
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©2010花沢健吾/「ボーイズ・オン・ザ・ラン」製作委員会
2014.4.23 TEXT by Myson