2017年4月29日より全国公開
REGENTS
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問答無用に銃をぶっ放す、爽快ガン・アクション。ずっとドンパチをやっているだけの映画と言えばそれまでですが(笑)、誰が敵か味方かが都度変化し、物語が展開していく、会話劇のおもしろさもあります。ほぼ1つの空間のなかでこれだけドラマチックに描いている事にもスタッフ、キャストの手腕を感じます。キャストは、紅一点のブリー・ラーソンと、キリアン・マーフィー、アーミー・ハマー、シャールト・コプリー、サム・ライリー、ジャック・レイナーと超豪華。キャストの演技のレベルによってはB級映画になってしまいそうですが、演技派俳優、人気俳優を揃えているからこそ、この作品のユーモアが保たれ、作品として成立しているのだと思います。 |
結構痛々しいシーンがあるので、相手がこういう類のアクションが苦手でないか、事前に確かめたほうが良いでしょう。登場人物は限られてはいますが、利己的なギャング同士の戦いなので、駆け引きするなか敵か味方かが激しく転換し、誰がどの人物と味方なのか、混乱する可能性があります。細かいところをすごく気にする人だと、話に追いつけないとストレスが溜まるかも知れないので、気楽に観られる相手を誘うほうが良いでしょう。 |
暴力的な描写のなかで、後半は特に残虐なシーンもあるので、キッズにはオススメできません。激しいアクションも観られるようになりたいと思う人は、痛々しいシーンも所詮作り物だと割り切って、克服してください。くだらない事で銃撃戦が勃発するくだりや、利己的な会話で自分の身を危険にさらしてしまうキャラクターなど、人間観察を楽しむのも1つです。 |
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©Rook Films Freefire Ltd/The British Film Institute/Channel Four Television Corporation 2016
2017.4.12 TEXT by Myson