2012年11月24日より全国公開/PG-12
アニープラネット
公式サイト 予告編
クロエ・グレース・モレッツが演じるルリが見せる、子どもながらの冒険心や、なりかけの大人として持つ警戒心など、彼女のなかに渦巻いているいろいろな感情や感覚がとてもリアルで、自分が13歳だったころの感情、感覚がリアルに戻った気持ちで観ることができました。怖いのに好奇心で近づいてしまったり、戦うべきときに急に怖くなったり、人を信じたら騙されるんじゃないかと思っているわりにはすぐに信用してしまったり…。ロードムービーは、見知らぬところに行き、予測不可能な人物に会うという主人公の体験を、一緒に旅している感覚で楽しめるのでやっぱりおもしろいなと思いました。そして、本作は脇を固める役者も魅力的で、ブレイク・ライヴリー、エディ・レッドメインが、謎めいた役で登場しています。ブレイク・ライヴリーはゴージャスな役柄も良いですが、こういう悲壮感漂う役が似合いますね。そして、エディ・レッドメインの不気味さがすごく良かったです。「この二人は良い人なの?悪い人なの?」と最初から最後までドキドキさせられます。ほか、ジュリエット・ルイス、アレック・ボールドウィン、マコーレー・カルキンの妹ロリー・カルキンも出演しています。 予想外の展開で緊張感漂うストーリーながら、すがすがしさもある本作。あなたも13歳の心でこの旅を体験してみてください。 |
デートで観ても問題ありません。一緒に13歳になった気分で、旅を楽しみましょう。…といっても、楽しいよりもドキドキする体験が大半ですので、終始さわやかで心温まる展開というわけではありません。出会ったばかりの男と観に行ったり、素性がわからない怪しい相手と観に行くのはやめておきましょう。なぜ、こんなことを言うのかは観ればわかります(笑)。 |
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2013.11.8 TEXT by Myson