2012年7月4日レンタル開始
(TSUTAYAのみ)
2012年8月2日(左記ジャケットはセル用です)
公式サイト
『アイ・アム・ナンバー4』のアレックス・ペティファー主演で描かれた現代版の『美女と野獣』です。「ブスは嫌い」「人間は外見で決まる」と豪語し、自慢のルックスで学校を牛耳っている主人公カイル。彼はいじめの対象にしていた、通称「魔女」と呼ばれる女子に魔法をかけられ、彼の心の醜さを表す外見に変えられ、1年のあいだに彼の内面を愛してくれる人を見つけなければ…というストーリーです。結末はわかっていても、予想以上に楽しめました。 まず、本作には親子をテーマにした部分もあり、鮮味があります。テレビのキャスターとして活躍する父から「外見が命」みたいな価値観で育てられたカイルは、どこか疑問に思いながらも父の愛を受けたいからか、それにしがみついています。カイルに対する愛情があまり感じられない父親ですが、子どもからすればやっぱり親が大好きなんだなと切ない気持ちになりました。 好きなシーンは、カイルが思いを寄せるリンディにあの手この手でプレゼントをあげるくだりです。高価なブランドモノには一切見向きもしないリンディが喜ぶものをやっと思いついたカイル。外見はビースト状態ですが、とても可愛いです。そして、一番共感したのは、カイルが身を隠しているあいだの盲目の家庭教師の「他人がどう見るかじゃない。自分自身がどう見るかだ」というセリフです。これは外見だけの話ではなくて、生き方とか価値観とかすべてにおいて言えることだなと思いました。 アレックス・ペティファーがすごくこの役にはまっていて、相手役のヴァネッサ・ハジェンズもとても可愛いし、ステキなストーリーです。観て良かった! |
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2012.7.15 TEXT by Myson