2018年11月1日より全国公開
20世紀フォックス映画、KADOKAWA
公式サイト
古書の世界特有の市場価値について興味が湧く内容で、登場するいくつかの作品は改めて読んでみたくなりました。夏目漱石や太宰治の作品が多く話題に上りますが、なぜここまで人気があり、読み継がれてきているのかということに、1番興味が湧きました。私も本は好きですが、黒木華が演じた栞子ほどは入れ込んでいないので、どちらかというと野村周平が演じた大輔の感覚に近く、本への執念、執着を持つキャラクターの心情はある意味新鮮でした。 |
本好きのカップルにはすごくオススメの1作です。本作を観た後は、好きな本について語り合うと盛り上がるでしょうし、本屋デート、図書館デートなどに行くのも良いでしょう。本作をきっかけに、お互いに好きな本を交換すれば、次のデートの約束もしやすいですね。悲恋を描いてはいますが、舞台が現代ではない分、割り切って観られると思うので、その辺はご心配不要です。 |
本が好きな人は小学校からでもたくさん本を読んでいますよね。キッズにはまだ難しいかも知れませんが、ティーンの皆さんは本作を観て、登場する小説で興味が湧いた作品があれば、実際に読んでみると良いでしょう。夏目漱石や太宰治は、一般常識としてもよく出てくる人物なので、知っていて損はありません。本作はサスペンスの要素もあるので、ハラハラドキドキも楽しめます。 |
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© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
2018.10.24 TEXT by Myson